
01/08/2025
アーサー王の神話が息づくウェールズ。その中でもスノードニア国立公園にひっそりと佇む村「ベズゲレルト(Beddgelert)」は、ひときわ静かで美しい場所です。石造りの家々や清らかな渓流、そしてどこか懐かしい蒸気機関車の音。この村には、時がゆったりと流れています。 「ベズゲレルト」とは、ウェールズ語で「ゲレルトの墓」という意味。その名前の通り、村の外れにはひとつの小さな墓があり、多くの人が訪れる観光名所となってます。 この墓にまつわるのが、13世紀の王子と愛犬ゲレルトの伝説。狩りに出た王子が帰宅すると、愛犬は血まみれで息子の姿は見えず…。激怒した王子はゲレルトを殺しますが、すぐに無傷の息子と倒れたオオカミを発見。ゲレルトは主の息子を守っていたのでした。深く後悔した王子はゲレルトのために墓を建て、二度と笑顔を見せなかかったといわれています。 しかし、実はこの物語、18世紀に地元ホテルのオーナーが観光目的で創作したでっち上げ話。「ゲレルトの墓」という村の名前を利用した巧みなプロモーションだったのです。 とはいえ、物語の美しさと村の魅力は本物。スノードニアを旅するなら、ゲレルトに会いにいらっしゃいませんか?
アーサー王の神話が息づくウェールズ。その中でもスノードニア国立公園にひっそりと佇む村「ベズゲレルト(Beddg…