19/08/2026
夕暮は 鮎の腹見る 川瀬かな (鬼貫)
落鮎を追う釣り人が
ひとり、またひとりと川を去り
吉田川は夏の暮色に染まってゆきます。
山の稜線はその形を明らかにし
川辺のぼんぼりやカンテラに灯が入りました。
橋の上を急ぎ踊り場へ向かうのは
今夜の踊りコンクールの出場者たち。
浴衣の襟をととのえながら
帯の形を互いに確認しながら
下駄の響きも軽やかに
急ぎ足で向かいます。
水音かすかな静けさの中に
さまざまなドラマが行き交う郡上八幡の夕暮れです。
写真:郡上八幡(岐阜県)の宮ヶ瀬橋から見る吉田川(長良川支流)。