VOIDE(ヴォイド)南魚沼に眠る物語を旅する観光音声メディア

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【未来へつなぐ 雪国の知恵~雪室~|八海山雪室】https://voide.tours/story/hakkaisan-yukimuro雪室とは、冬に降り積もった雪を利用した「天然の冷蔵庫」です。雪国である南魚沼市では、古くから雪室を使って...
26/02/2026

【未来へつなぐ 雪国の知恵~雪室~|八海山雪室】
https://voide.tours/story/hakkaisan-yukimuro

雪室とは、冬に降り積もった雪を利用した「天然の冷蔵庫」です。雪国である南魚沼市では、古くから雪室を使って食材の貯蔵が行われてきました。現代においても、酒や農作物、食肉の貯蔵や熟成に活用されており、その熟成効果から、「雪室貯蔵」のブランド化が進むなど、その価値が広く認められています。

雪室には、大きく分けて2つの貯蔵方法があります。ひとつは、食材を雪の中に直接埋める「かまくら型」。もうひとつは、庫内に雪を貯蓄することで空間自体を冷やす「氷室型」です。「八海山雪室」は氷室型に分類され、雪室専用に仕込んだ日本酒貯蔵しています。また、空きスペースには野菜やコーヒー豆も貯蔵されています。

日本酒の場合、通常の保存方法では、長期熟成の際に温度変化や振動によって風味が損なわれることがあります。しかし、雪室貯蔵では、年間を通じて温度を一定に保つことができます。また、電気を使用しないため、振動のない静かな環境が保たれます。こうした安定した環境の中で貯蔵することで、日本酒にストレスを与えることなく、まろやかな味わいを引き出すことができます。

また、にんじんなどの根菜類は、低温高湿な雪室の環境で糖度が増すと言われています。

八海山雪室では、約1,000トンもの雪を貯蔵し、庫内の温度は常時4度前後で保たれています。毎年2月下旬に雪で庫内をいっぱいにしますが、1年が経った翌年2月には、まだ半分程度の雪が残っています。残った雪をならし、新しい雪を加えることで貯蔵庫は満たされ、また1年間雪室は活躍します。

長い冬、深い雪に閉ざされるこの土地で、人々は雪をただの障害とせず、知恵と工夫で暮らしの糧にしてきました。雪が降るおかげできれいな空気が流れ、雪解け水が田畑を潤し、雪室をはじめとした雪国文化が生まれてきました。雪というクリーンエネルギーを利用する雪室の仕組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも活用が見直されています。時代を超えて受け継がれてきた雪国文化は、今もこれからも南魚沼市の暮らしの中で生き続けています。

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🇺🇸”Yukimuro,” Natural Snow Cellars|Hakkaisan Yukimuro
https://voide.tours/en/story/hakkaisan-yukimuro

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【令和の農家ここに現わる/みわ農園・まつえんどん】https://voide.tours/story/miwanouen ■コシヒカリ発祥の地、南魚沼。サンフランシスコと同じ北緯37度に位置しながら、毎年2mを超す雪に覆われる世界有数の豪雪...
03/10/2025

【令和の農家ここに現わる/みわ農園・まつえんどん】
https://voide.tours/story/miwanouen

■コシヒカリ発祥の地、南魚沼。
サンフランシスコと同じ北緯37度に位置しながら、毎年2mを超す雪に覆われる世界有数の豪雪地帯、新潟県南魚沼市。
日本が世界に誇るブランド米「コシヒカリ」発祥の地である。

この地に降り積もった大量の雪から流れ出る雪解け水は、米づくりに欠かせない栄養分を豊富に含んでいる。

魚野川流域の肥沃な土壌、そして山に囲まれているために生まれる昼夜の寒暖差。
南魚沼の豊かな風土と気候が揃い、おいしい「コシヒカリ」が育まれている。

コシヒカリ誕生は今から60余年前、倒れやすく病気に弱いコシヒカリの品種改良を南魚沼市内で粘り強く試験栽培を重ねた農家の人々の熱意と努力が由来している。

今もあの頃と変わらず、コシヒカリ発祥の地として田園を守り続け、粘り強い人々の情熱がこの地に引き継がれている。

■農家「まつえんどん」
古くは、江戸時代中期。この地で百姓をし、屋号を「まつえんどん」と名乗っていたことが始まり。代々守り続けてきた農地を次の世代に受け継ぐため、一度は地元を離れたが、お米のおいしさと自然を間近に感じられる環境での米づくりに魅力を感じ、南魚沼に戻ってきた。

「コシヒカリ」発祥の地である南魚沼で、
・良食味、品質重視のお米栽培
・農地を管理して地主との信頼関係
・米は毎日食べるものなので食べるまで責任をもつ

そこを重視した米づくりをしていく。

「まつえんどん」は農業が主力だが、もう1つの柱になるものがある。 それは、「玄米ベーグル」である。 南魚沼産無農薬玄米、国産小麦粉、酵母のみを使用し、 健康を意識される方、アレルギーの方にも対応できるように考えた商品だ。

今後は農業と米加工の二つを合わせて、大切に育てた自家製コシヒカリをより多くの方に食べてもらえるよう、新しい時代の米づくりをしていく。

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🇺🇸The Reiwa Era Farmhouse/Miwa Nouen ・ Matsuendon
https://voide.tours/en/story/miwanouen

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【八海山がもたらす伝説の伏流水/雷電様の水】https://voide.tours/story/raiden ■雷電様の水八海山の麓に位置する藤原地区では、栃の木山の岩肌から湧き出る水を雷電様の水と呼び集落の飲料水として使っている。豪雪地帯...
04/08/2025

【八海山がもたらす伝説の伏流水/雷電様の水】
https://voide.tours/story/raiden

■雷電様の水
八海山の麓に位置する藤原地区では、栃の木山の岩肌から湧き出る水を雷電様の水と呼び集落の飲料水として使っている。豪雪地帯であるここ南魚沼は、夏の平均気温が27℃、冬は-1℃と気温差が激しい。しかし、雷電様の水の水温は、夏は12℃と冷たく、冬は11℃と温かく感じる。

岩肌から流れ落ちる清水と南側から湧き出る水は1時間16トンといわれ、山の本流は止まってもこの水は一定不変に湧出し続けた。どんなに日照りが続いても、どんなに大雨が降っても、湧出量は不変であり絶対に濁ることもなかった。

雷電様の水をぜひ口にしてもらいたい。お茶に出して飲んだら日本一、ウイスキーの水割り、ご飯を炊いてもコーヒーに利用してもその旨さは他の追随を許さない。近郷近在はもちろん、今では県外からも水汲みに訪れる人が後を絶たない。なぜこの水はここまで旨いのか。

雷電様の水は、冬の間山に降り積もった雪が解けて山の地面に浸み込んだものである。その水が長い年月を経て地上に出てきて岩の間から噴き出している。そのため、地下でろ過される工程で雪解け水に含まれている不純物がろ過され、土壌中のミネラル成分を多く含んだ水となって湧き出る。このようにして地中で長い年月をかけ、徐々に旨味成分が溶け込み、おいしい水が作られるという。夏でも冷たく口当たりが柔らかいため、今この水は県の名水にも指定され、日常的に使われる水として親しまれている。

また、ここ南魚沼は酒造りが盛んな地域である。おいしい酒造りに欠かせないものは、それに適した環境とおいしい水である。日本酒の製造に必要な水は仕込み水の30倍~40倍と言われるが、この地に降り積もった大量の雪が酒造りの環境に適している。この豊富な雷電様の水が清酒八海山の仕込み水として、活躍している。ここ南魚沼でうまい酒が造られるのにはこうした背景があるのだ。

南魚沼には雷電様の水以外にも湧水が出る箇所がたくさんあるので、是非寄って、口にしてもらいたい。

■雷電様にまつわる伝説
その昔、藤原は落雷が多く犠牲者が後を絶たなかった。それを防ぎ守るため集落では雷電様を祀り供養したところ、雷の被害が少なくなったと伝えられている。雷電様の水というのは何千年、何万年も前から流れ、湧き出している水であるが、雷電様という名前はこんな経緯、いきさつがあって付けられた名前である。

また、雷電様の邸には大きな栃の木があった。幹の周り40メートル、木の下にはいつも雨が降っていたため、昼間でも暗くおっかなかったという。夕方になると木の上から、しわがれた声で「子どもは早く家に戻れ。戻らんと腹が減った雷電様が主を栃の実と一緒に食べ、水にしてしまうぞ」と声が聞こえてくるというのだ。この木にはいろんな妖怪が住んでいたが、みな雷電様の家来だったという。

■昭和30年代の栃の木沢
荒れ狂った栃の木沢も自然が美しく岩魚のねぐらとして人々を楽しませていた。本流千の滝を上の魚止めとして、その下流100メートルおきぐらいに自然の淵が作られ、そこにはいつも大きな岩魚がたむろして泳いでいたのである。私ども若者はその淵の横でのど自慢に明け暮れ、忘れることのない風景でもある。

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🇺🇸An Aquifer of Legend Beneath Mt.Hakkai/Raiden-sama Spring Water
https://voide.tours/en/story/raiden

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【南魚沼の夏の風物詩/ 八色スイカ】https://voide.tours/story/yairo_watermelon大正末期から栽培が始まり、最初は自家採取で小規模に出荷していたが、その後、出荷組合が設立され、作付面積が拡大。第二次世界...
23/07/2025

【南魚沼の夏の風物詩/ 八色スイカ】
https://voide.tours/story/yairo_watermelon

大正末期から栽培が始まり、最初は自家採取で小規模に出荷していたが、その後、出荷組合が設立され、作付面積が拡大。第二次世界大戦中の穀物不足で栽培は一時中断されたものの、昭和23年(1948年)に再開し、生産組合が設立された。その後、昭和45年(1970年)の減反政策からスイカの生産はさらに広まった。減反政策により米以外の作物を作る必要があった農家は、スイカを栽培することで窮地をしのいだ。

昭和56年(1981年)には選果機が導入され、これを機に、現在の「八色西瓜生産組合」が発足。こうして八色スイカの栽培はこの地で広まっていった。

はずれなし、そのどれもが甘くシャリシャリなことで有名な八色スイカ。糖度は13度前後で日本トップクラスの甘さだ。山々に囲まれた盆地で昼夜の寒暖差があり、そうした自然条件が甘いスイカを作り出す。さらに、そうした自然条件に加え、1株から収穫するスイカの数を制限することで1玉の質を高める、日の当たり具合の調整、収穫前にスイカをポンポンとたたき、その音で1玉ごとの収穫時期を確認するなど、生産者の惜しみない努力と手間によっておいしいスイカが出来上がる。食べてもらっておいしいと思われるものを目指す、少しでもいいものを作りたいという生産者の情熱が、南魚沼に夏の風物詩として、甘くておいしい八色スイカを届けている。地元で愛されるこの味を、南魚沼でぜひ味わってほしい。

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🇺🇸The Summer Highlight of Minamiuonuma|Yairo Watermelons
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【雪国に受け継がれる郷土料理/ きりざい】https://voide.tours/story/kirizaiきりざいは、雪深く、長い間雪に閉ざされる豪雪地帯、南魚沼で古くから家庭で食べられてきた郷土料理です。野菜や漬物を細かく切って納豆と混...
28/11/2024

【雪国に受け継がれる郷土料理/ きりざい】
https://voide.tours/story/kirizai

きりざいは、雪深く、長い間雪に閉ざされる豪雪地帯、南魚沼で古くから家庭で食べられてきた郷土料理です。野菜や漬物を細かく切って納豆と混ぜ合わせた料理を「きりざい」と言います。「きりざい」の名前の由来はいくつか説がありますが、この地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちからは、「切り刻む」の「きり」と「野菜」、「材料」の「ざい」を組み合わせたものと伝わっています。

昔、冬場の保存食として大根や野沢菜などの野菜を「たくあん」や「野沢菜漬」として大量に漬け、ごはんと一緒に食べていました。しかし、春先になると漬物の発酵度が高まり、味覚が劣化し食べられなくなってしまい、余ったものは廃棄するしかありませんでした。この廃棄処分をもったいないと考え、余ってしまう漬物を有効に活用するため、納豆に混ぜて食べ継いだものが「きりざい」です。かつて納豆はほとんどが自家製で、魚や肉が手に入りにくかった山間部では貴重なたんぱく源でした。家族の人数が多かった時代、家族みんなでその納豆を食べられるよう漬物などでかさましできた「きりざい」は、豪雪地のおばあちゃんの知恵と家族愛から生まれた家庭料理として、伝承されています。

「きりざい」の歴史は古く、南魚沼出身の武将、直江兼続公や上杉景勝公が活躍していた戦国時代から食べられてきたという説もあります。

地元では、だれもが知っている家庭料理で、各家庭によりそのレシピはさまざまです。例えば、「キムチ」「チーズ」「梅干し」を入れたものなど、いろいろなバリエーションがあり、お茶漬けにしてもおいしく食べられます。きりざいを基としたご当地グルメ「南魚沼きりざい丼」を通じて南魚沼を全国に発信するために結成された官民共同によるまちづくり団体、「南魚沼きりざいDE愛隊」では、野沢菜、たくあんの他、地元野菜の「神楽南蛮」、江戸時代中期、この地域の魚野川で日本有数の漁獲量を誇っていた「鮭」を食材として加えています。

地域の文化、歴史、食材など、南魚沼のすべてが詰まっている「きりざい」。現代ではスーパーなどで簡単に買うことのできる食材から作れる「きりざい」ですが、雪国の暮らしの中で家族みんなが栄養を取るための知恵と家族愛から始まった食べ物です。長い歴史の中でもこの地域で食べ継がれてきたこの味を、ぜひ南魚沼で味わってください。

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🇺🇸The Soul Food of Snow Country|Kirizai
https://voide.tours/en/story/kirizai

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【塩沢の歴史を感じる、はっか糖/ アオキ菓子店】https://voide.tours/story/hakkato南魚沼市、塩沢名産のはっか糖。爽やかな清涼感で今も昔も人々を癒しています。「ミント」としてなじみのある薄荷。その歴史は古く、戦...
21/11/2024

【塩沢の歴史を感じる、はっか糖/ アオキ菓子店】
https://voide.tours/story/hakkato

南魚沼市、塩沢名産のはっか糖。爽やかな清涼感で今も昔も人々を癒しています。「ミント」としてなじみのある薄荷。その歴史は古く、戦国時代、上杉謙信公が滞在した折、住民より薄荷を献上され愛用したとの伝説があります。江戸時代には薄荷草を栽培、結晶の精製に雪や寒さといった冬の気候を利用し薬として販売されていました。塩沢のものは質が高く、三国街道沿いの名物となっていたそうです。この薄荷をお菓子に使用したものが「はっか糖」です。ここの地形は盆地で夏は蒸し暑く、ある時、作っていた飴が湿気で砂糖に戻ってしまったが、塩沢の薄荷で香りづけをしたのが始まりだろうといわれています。

「青木のはっか糖」の材料は砂糖、水、水飴、薄荷の結晶である「薄荷脳」とシンプルですが、毎日の気候に出来が左右される為、職人の経験による技術によって支えられています。

まずは砂糖と水・水飴を煮詰めて飴をつくり、冷却盤で冷やします。手作業で折りたたみ、均一に冷やしていきます。適温で薄荷脳を入れ、「絹引き」の作業に移ります。飴を引っ張り空気を含めると絹糸のような艶がでます。機械の次は素手で約65度の飴を引っ張ります。気温や湿度がはっか糖の口溶けに影響するといった繊細さを持っているため、飴の状態を手で確認しながら適切な状態に調整します。飴の塊を細長い棒状に形成し、指で均一にはじき割ります。同じ大きさにテンポよく割っていくのは難しく、職人技の一つです。割る時に伝わる指先の感覚で飴の出来具合がわかるそうです。その後、薄荷飴は木箱に入れられゆっくり、じっくりと熱と湿気を与えられ飴から砂糖に戻る「かえし」を行います。これによって口溶けの良い「青木のはっか糖」となります。「かえし」の期間は気候によって調整し、春秋であれば3日ほど、冬では1週間ほどかかります。

はっか糖づくりは夏の蒸し暑さや冬の寒さなど、この地域の気候や特性を活かしながら続いています。塩沢のはっか糖はお店によって、特徴はさまざまです。固い飴状のものもあれば、薄荷の効きが強いお店もあります。青木では、純度の高い砂糖を使用することで雪のような白さ、サラサラとした口どけと優しい甘さ、はっかの効きも優しいのが特徴です。

時代の移ろいの中で薬からお菓子へと姿を変え、人々に愛されてきた塩沢の名産「薄荷」。三国街道の宿場町として栄えたこの地では、多くの旅人もまた、「塩沢の薄荷」で疲れを癒していたかもしれません。南魚沼にお越しの際は、はっか糖をお供に、この地域の歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

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Hakkato, a taste of Shiozawa history|Aoki Sweets Shop
https://voide.tours/en/story/hakkato

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【南魚沼に春を告げる味|大崎菜】https://voide.tours/story/osakispinach■300年前から続く伝統野菜・大崎菜新潟には冬から春にかけて収穫される「とう菜」と呼ばれる野菜があります。「とう菜」とは、薹(とう)...
17/03/2024

【南魚沼に春を告げる味|大崎菜】
https://voide.tours/story/osakispinach

■300年前から続く伝統野菜・大崎菜
新潟には冬から春にかけて収穫される「とう菜」と呼ばれる野菜があります。「とう菜」とは、薹(とう)と呼ばれる花をつける茎を摘んで食べる青菜で、大崎菜もその一つです。冬場の野菜が不足する時節の貴重な栄養源として昔から重宝されており、その独特のほろ苦さと甘さは、南魚沼に春を告げる味と言われています。

■大崎菜の始まり
大崎菜は、江戸時代に金沢にある大乗寺から伝わったと言い伝えられています。大乗寺は、加賀百万石で有名な前田家ゆかりの菩提寺で、その寺に遣わした者が同寺に程近い清水に恵まれた里で「雪菜」と呼ばれる青菜に目を止め、郷里の大崎でも栽培可能であると思い立ち、種子の分譲を懇願し、もらい受けたのが大崎菜の始まりだそうです。

■湧き水に育まれた野菜
大崎菜は、八海山の麓の大崎字滝谷地内から滾々と湧き出る「滝谷の清水」に育まれています。この清水は、夏は冷たく、冬は温かく、その量も豊富で県下でも稀な湧き水と言われています。大崎菜は、それぞれの家で種を収穫し栽培していますが、その種を他所で栽培しても、風味がまったく異なってしまうことからも、この清水の恩恵による特産物と言えるでしょう。

■一番薹、二番薹、三番薹
大崎菜の収穫は12月から始まります。まず中心の花をつける茎を取り、そのあと伸びてくる脇芽を収穫します。最初に収穫する花をつける茎を一番薹、次に収穫する脇芽を二番薹、最後に収穫する脇芽を三番薹と呼び、あとに収穫するほど苦みが少なく、甘みが強くなります。これは大崎菜が、厳寒期の寒さから細胞の凍結を防ぐため光合成によって生み出した糖とビタミンを蓄積させているからです。

■雪の中で守り続けられる名菜
大崎菜のほとんどは露地栽培ではなく、ハウス栽培で育てています。ハウスの周りには「滝谷の清水」が流れ、雪が積もっても雪を解かしてくれますが、大雪になると解けきれずハウスが潰れてしまうため、夜中にかんじきを履いてハウスの周りの雪を踏んで消すような苦労もあります。しかしそれでも、江戸時代に栽培が始められた大崎菜は、地元の農家によってその伝統と味を守り続けてきました。ぜひ皆さんも南魚沼を訪れた際は、300年前の江戸時代に想いを馳せつつ、八海山の麓で栽培される大崎菜を堪能してみてください。

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The Taste of Spring in Minamiuonuma|Osaki Spinach
https://voide.tours/en/story/osakispinach

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【雪から⽣まれた芸術品「越後上布」| 中⽥屋織物】https://voide.tours/story/nakadaya_orimono■雪国の⾃然⾵⼟と⽣活環境から⽣まれ育った⿇織物「越後上布」雪から⽣まれた芸術品と呼ばれる織物「越後上布」...
07/03/2024

【雪から⽣まれた芸術品「越後上布」| 中⽥屋織物】
https://voide.tours/story/nakadaya_orimono

■雪国の⾃然⾵⼟と⽣活環境から⽣まれ育った⿇織物「越後上布」

雪から⽣まれた芸術品と呼ばれる織物「越後上布」。その歴史は古く、奈良の正倉院に「越後の⿇布」と記録が残されていることから、約1200年前から作られていたといわれています。朝廷や将軍家への献上品として贈られた記録もあり、当時から⾼い評価を得ていました。

越後上布の原料は植物の苧⿇(ちょま)です。茎の中の繊維を取り出したものを、⽖で細く裂き、1本1本の端を撚り合わせてつなぎ、⽷作りをします。いくつもの⼯程を経て織り上げ、⼿間のかかる⼿作業は、昔の⼯程とほとんど変わることのない技術を受け継いでいます。

越後上布は通気性が良く、軽く、さらりとした着⼼地は、夏の最⾼級の⿇織物として知られています。昭和30年に国の重要無形⽂化財に技術指定され、平成21年にはユネスコ無形⽂化遺産に⽇本の染織技術としては第⼀号で登録されました。

昔から豪雪地であった南⿂沼地域。その雪の豊富な湿気は乾燥すると切れやすい⿇⽷を扱うことに適していました。半年近くも雪に閉ざされる⽣活の中で培われた⼈々の忍耐⼒と誠実さが⾃然⾵⼟と重なり越後上布は作られてきました。

■守り継がれる雪の恩恵「雪晒し」

「雪中に⽷となし、雪中に織り、雪⽔に洒ぎ、雪上に晒す。雪ありて縮あり、されば越後縮は雪と⼈と気⼒相半ばして名産の名あり、⿂沼郡の雪は縮の親といふべし。」 江戸時代の⽂⼈、鈴⽊牧之が「北越雪譜」の中で越後縮が雪国の⾃然⾵⼟に深い関わりがあることを描いたものです。

2⽉末から3⽉の天気の良い⽇に、越後上布を雪上に広げる雪晒しが⾏われます。これは、太陽と雪の⼒で布を⽩くするもので、この地域では春を告げる⾵物詩となっています。 越後上布はまさに、雪の恵みを受け、雪国の先⼈の知恵と共に現在も⾃然環境と⼀体化して作り続けられている⿇織物なのです。

■塩沢で四代続く織元「中⽥屋織物」

越後上布の技術を絹織物に取り⼊れた織物が、「塩沢紬」「本塩沢」「夏塩沢」になります。細かい⼗字絣や亀甲絣などで構成された模様の表現は、塩沢の織物の魅⼒の⼀つです。

当社では、⿇織物の「⽂化財越後上布」「古代越後上布」、絹織物の「塩沢紬」「本塩沢」「夏塩沢」を製作しており、細かい絣の模様と、⾵合いに、こだわりを持ったモノづくりに励んでおります。織りの⾵合いを⾝近に感じていただければと、少しずつ⼩物もこしらえております。

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The Textiles Born from the Snow, "Echigo Jofu"
|Nakadaya Orimono
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【1,200年続く日本三大奇祭|浦佐毘沙門堂裸押合大祭】https://voide.tours/story/nakedfestival今年は3月2日(土)開催!《越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭》雪深い南魚沼の地に春を告げる祭り、越後浦佐毘沙門堂...
27/02/2024

【1,200年続く日本三大奇祭|浦佐毘沙門堂裸押合大祭】
https://voide.tours/story/nakedfestival

今年は3月2日(土)開催!

《越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭》
雪深い南魚沼の地に春を告げる祭り、越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭。古来より続く郷土の伝統ある風物詩で四季の移ろいを象徴する祭りである。

3月の第一土曜日の夜、2メートルをも超える雪の中で行われる裸押合大祭は、日本三大奇祭の一つに数えられている。

今から約1,200年前、坂上田村麻呂がこの地に御堂を建立し、守護仏の毘沙門天を祀り、村人と共に国家安穏を祈願した。あわせて五穀豊穣、家内安全、身体健康を祈り、祝宴の中で歌い踊って士気を鼓舞したことが始まりと伝えられている。

かつては年一回、正月の三日に御堂の唐戸を開き、御本尊の御簾を開帳し、行われる修正会に毘沙門天を信仰する人々が各地から大勢集まり賑わった。その多くの信者らは、誰よりも早く毘沙門天を間近で参拝しようと、もみ合い、押し合うようになり、その熱さと、年頭に除災招福を願う心から、水行をし、参前する。このことが混じり合って、次第に裸になる者が多くなったと言われている。

現在もその心は引き継がれ、上半身裸の男衆が「サンヨ、サンヨ」の掛け声とともに押し合うその姿は、勇壮かつ迫力満点である。

《浦佐多聞青年団》
昔は、村の男総出で、祭りなどの行事に奉仕するその青年の集まりは「若者連中」と呼ばれていた。この若者連中が現在の浦佐多聞青年団の始まりである。

浦佐多聞青年団は、地元出身の約120名の男たちで構成されていて、押し合いの準備や行事の運営等、全てを取り仕切っている。団長を筆頭に全団員が、大祭の大成功に向け日々精進し、一心となって活動している。この活動の目覚ましさは多くの人々から称賛され、その精神は次の世代に脈々と受け継がれている。

堂内の押し合いでは、年男や奉納者が毘沙門天になりかわり、木盃や金盃・銀盃、毘沙門天を型どった御灰像などの福物を撒き与える。掛け声の「サンヨ」はこれを意味する。

また、重さ30kg以上の大ロウソクを掲げて歩く行列や毘沙門堂内に入り押し合いを割る姿は幻想かつ勇壮であり、見る者を興奮させる。近年では市外・県外からも大勢の一般男性が押し合いに参加し、その中には外国人の姿も見受けられる。

押し合い終盤に行われる「ささらすり」は、鳥帽子をかぶり、狩衣、袴姿の年男が人馬にまたがり、毘沙門堂に入堂する。それまで押し合いをしていた男衆は、年男を中心に三重四重もの行列で輪を作り「サンヨ、サンヨ」の掛け声で、今年の五穀豊穣と幸福を願う。

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Japan's 1200-year-old Three Great Bizarre Festivals|Echigo Urasa Bishamondo & Fukouji Temple
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【雪国特有の雁木が美しい街並み|三国街道塩沢宿 牧之通り】https://voide.tours/story/bokushistreet《雪国の街づくり・牧之通り》牧之通りは、江戸時代の越後国塩沢の文人・鈴木牧之(1770-1842)にちな...
21/02/2024

【雪国特有の雁木が美しい街並み|三国街道塩沢宿 牧之通り】
https://voide.tours/story/bokushistreet

《雪国の街づくり・牧之通り》

牧之通りは、江戸時代の越後国塩沢の文人・鈴木牧之(1770-1842)にちなんでつけた名称です。雪国の風習、生活を微細に描写した『北越雪譜』は当時のベストセラーとなり、現在でも貴重な博学的文献として高く評価されています。

塩沢は日本でも有数の豪雪地であり、関東と越後を結ぶ三国街道の宿場町として、かつては賑わいを見せていました。しかし、近年商店主の高齢化や定住人口の減少、さらには郊外型店舗の隆盛によって空き店舗が増え、日本の地方に共通する活性化が課題となっていました。

そこで街路事業(道路改良)を機に、伝統的な雪国建築を生かした街並形成を目指し、建築物の外観、意匠の統一、色彩制限、さらに2メートルのセットバック空間に雁木(がんぎ)を設置することなど、独自の建築協定を設け、雪国特有の街並み、その魅力を再現しました。

ここで雁木について説明しましょう。雁木とは、家の前に出した庇(ひさし)の呼び名。雁木通りは、道路沿いの家々が庇を伸ばして冬の積雪時の道路を確保する雪国の暮らしの知恵です。江戸時代前期から整備され、かつては日本海側の諸都市で見られましたが、明治時代以降は減少しました。牧之通りにも一部残っていましたが、街路事業を機に完全に復活しました。

牧之通りは、平成二十三年度に都市景観大賞を受賞しました。特に秋冬の抜けるような広い青空、美しい山並み、緩やかな大地の起伏、街と自然が一体化して表現する空間、雁木という雪国独特の意匠は、自律の精神を内に秘めた塩沢の越後上布や塩沢紬のように、控えめでありながら揺るぎない創意によるものではないでしょうか。単に与えられたルールに従うのではなく、自立した個性の強調として街づくりを行ってきました。それが牧之通りの雰囲気を決め、それはただ単に色や意匠をそろえただけでは出てこない、雪国の育んだ街の力を思い知らせ、景観とその向こうにある人々の暮らし、文化を翻訳するものです。

具体的なイベントとしては、二月の第三土曜日から旧暦のひな祭りである四月三日まで行われる「ひな雪見かざり」、そして十月一日より十一月二十三日まで行われる「つむぎ語り」、どちらもこの地域と切っても切れない雪とのかかわりです。雪の中で飾るひな人形、越後上布の品質をより向上させる雪ざらし。それぞれの家に長い間伝わるひな人形、越後上布や塩沢紬などを展示することで、その家の持つ伝統や物語を語っています。

このイベントの主催者は牧之通りの女性たちによって結成された「射干の会」です。女性ならではの目線で力をいかんなく発揮し、牧之通りの継承・発展に大いに貢献しています。

街づくりは十年二十年でできるものではありません。完成を目指して長い時をかけて進んでいくものです。私たち牧之通りの個性的空間は表出された場を土台に、人々の立ち居振る舞い・品格をより高いレベルに押し上げる努力を積み重ねることだと思います。

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Gangi Architecture Unique to Snow Country|Bokushi Street
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【南⿂沼の郷⼟料理|欅苑】https://voide.tours/story/keyakien旅に出ると、その⼟地の⾵⼟を感じる料理を⾷べたいと思うのはなぜでしょうか。新潟県南⿂沼市は、半年近く雪で覆われる⽇本有数の豪雪地帯です。この地には...
19/02/2024

【南⿂沼の郷⼟料理|欅苑】
https://voide.tours/story/keyakien

旅に出ると、その⼟地の⾵⼟を感じる料理を⾷べたいと思うのはなぜでしょうか。

新潟県南⿂沼市は、半年近く雪で覆われる⽇本有数の豪雪地帯です。

この地には、厳しい⾃然の中だからこそ、越冬のための保存⾷や発酵といった先⼈から受け継がれてきた雪国の⾷⽂化があります。

それは、降り積もる雪と四季折々に⾒せる豊かな⾃然と雪国の知恵が⼀体となって作りあげてきたものです。

欅苑は霊峰⼋海⼭の麓にあり、明治3年(1870年)に建てられた茅葺き屋根の⽥舎屋造りで歴史ある建物です。昔懐かしい雰囲気の中で雪国の郷⼟料理を堪能できます。敷地には樹齢約1,500年の⼤欅があり、店名の由来にもなっています。

当店の料理に使うお⽶も野菜も、そのほとんどが⾃家栽培した⾷材。地元南⿂沼で採れた季節の⼭菜やきのこ、天然の鮎や岩⿂などの旬な⾷材を⼿間ひまかけて昔ながらの調理⽅法で素朴な料理に仕⽴てています。

料理の素材を美味しくするには、⼀つの理由があります。それは、⼋海⼭に降り積もった雪が⼤地に染み込み、豊富な湧き⽔となって⽥や畑に流れ、お⽶や野菜を美味しく育てているからです。

そして、お⽶を炊く⽔はもちろん、料理に使う⽔もすべて⼋海⼭の伏流⽔を使っていますので、より⼀層、美味しさを引き⽴てています。

郷⼟料理を味わい、囲炉裏から聞こえてくる⼼地よい炭の⾳に⼼癒され、ゆったりと流れる時間の中で四季の恵みを感じることができます。そして、ここでしか味わうことのできない⼀膳には、それを作った⾵⼟、⽂化、⼈とのつながりが⽣まれます。

⾵光明媚な美しい⾥⼭の景⾊を⾒ながら、⾵⼟の味を季節ごとに味わえるという幸せが南⿂沼にはあると五感で感じていただきたいと思います。

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Minamiuonuma Specialty Cuisine|Keyaki-en
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【「和合」を社是とした雪国の酒造り/ 青木酒造株式会社】https://voide.tours/story/aokishuzoなぜ南魚沼で酒造りが盛んなのか?その全ての原点は「雪国」であることから始まる。今から約300年前、1717年(享保...
17/02/2024

【「和合」を社是とした雪国の酒造り/ 青木酒造株式会社】
https://voide.tours/story/aokishuzo

なぜ南魚沼で酒造りが盛んなのか?

その全ての原点は「雪国」であることから始まる。

今から約300年前、1717年(享保2年)に雪国南魚沼のこの地で創業した歴史のある酒蔵。

初代の源左衛門が塩沢村(現在の塩沢地区)で青木姓を名乗り、屋号を平野屋として酒造りを始める。

銘柄「鶴齢」は、江戸時代の文人で、雪国の生活を全国に紹介した北越雪譜で有名な鈴木牧之が命名したものである。

「和合」を社是とし、呑み手、造り手、売り手の三方にとって、よい酒造りをこの精神で長きにわたり継承している。

現在、約4,000石(720KL)の酒を製造し、その60%は地元新潟で販売している。これは、地元の呑み手との信頼関係による、「和合」がもたらしている。呑み手の嗜好を反映させた独自の味へのこだわりと、呑み手に感動を与える酒造りに日々精進していく。

8月末から始まる、長期の酒造りは最新の酒造機器を駆使し、最適な環境の下で行い、12月以降は南魚沼の雪深い気候を活かした酒造りができる。

これは、南魚沼の雪深い冬は雑菌が繁殖しにくい理想的な環境であるとともに、長い冬の間に造る目に見えない力とその神秘な可能性を信じているからである。

現在は、地元出身の蔵人11人で酒造りを行い、人と酒造機器の技術を駆使して鶴齢をより一層旨い酒に仕上げるため、年間をとおして酒と向かい合っていく。

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The Harmony in Snow Country Sake Brewing|Aoki Shuzo
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住所

六日町
Minamiuonuma-shi, Niigata

電話番号

+81257736665

ウェブサイト

アラート

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