06/12/2022
モンゴルへ行こう!#4
モンゴル旅行でぜひ飲んでほしいドリンク
日本で伝統的な飲み物といえば、お茶や日本酒などが思い浮かぶと思いますが、モンゴルではどのような飲み物があるのでしょうか。
今回はモンゴル人がよく飲む飲み物についてご紹介します!
■スーティツァイ
モンゴルで朝・昼・晩と日常的に飲まれている塩バター茶(モンゴル式ミルクティー)。見た目はミルクティーだが塩味。このミルクティーに、バターや、羊肉、チーズなど自分の好みのものをいれながら、食事中に飲み続けるのがモンゴル流。
■チャツァルガン(サジー)
植物の実のジュース。夏冬の気温差90℃以上と厳しい環境にたえて黄色い実を結ぶチャツァルガン。
ビタミンCはレモンの4倍、ビタミンEはゴマの22倍、鉄分はプルーンの20倍、その他多くのビタミンをはじめ、必須アミノ酸を含む18種類のアミノ酸、βカロテン、リンゴ酸、鉄などの重要な栄養成分を200種類以上含んでいるスーパーフード!
チンギス・ハーンは、屈強な軍隊を強くするために、サジーを定期的に摂取していたとか。
モンゴルのスーパーではジュース(ペットボトル)や栄養ドリンク(ビン)など、様々なチャツァルガン製品が並べられています。
■モンゴルウオッカ(アルヒ)
モンゴルを代表するお酒と言えば「ウォッカ」。モンゴルではアルヒ」と呼ばれています。一般的にはアルヒ」というと、小麦などの穀類を蒸留した酒ウォッカ」のことを指します。一方で、家畜の乳から作った伝統的な蒸留酒もアルヒ」です。
主にこの2種類を区別する時には、前者(原材料:穀類)をツァガーン アルヒ」、後者(原材料:乳)をシミン アルヒ」と言います。モンゴルではこれらの蒸留酒の他に、透明なお酒(日本酒など)も含めてアルヒ」と呼ぶこともあるんですよ。
モンゴルはソ連邦には属していない独立国でしたが、ソ連が崩壊する1990年まで、16番目の構成国と言われるほど、影響を受けて国作りがなされました。
ソ連に教わったことの一つが穀類のウォッカツァガーン アルヒ」製造です。代表する銘柄はチンギス」で、現地でもお土産にも大人気です!
ロシアのウォッカは40度超えですが、モンゴリアン・ウォッカのアルヒ」は度数が少しだけ低く37~40度が一般的!でも、ウランバートルの標高は1300mを超えるので、現地で飲むと少し強く感じるかも知れません。
一方で、ヤギやウシの乳を蒸留するシミン アルヒ」は、遊牧民がそれぞれの家庭で作るので、度数にばらつきがあり10~20度ほど。日本酒と似た柔らかい飲み心地でスルスルと飲めます!(※飲みすぎは注意です)今では工場で生産されることもあります。
いずれのアルヒ」も神聖なもので、今でも宴会の始まりや精霊信仰の儀式として、天・地・火の神様に捧げます。
宴会では、年長者から順番に飲みまわし、ビンが空くまで続きます・・・
■モンゴルビール
モンゴルで生産されているビールは約20種類。
モンゴルのスーパーで気軽に手に入れられる現地ビールは安くて美味しい!!
■馬乳酒(アイラグ)
馬乳酒は、馬の乳を発酵させた飲料で、モンゴルでは「アイラグ」と呼ばれています。アルコール度数は1~2度で、酸味が強く、独特の香りがありますがとっても栄養豊富で、飲むほどにクセになる味わいです!!
馬乳を原料として乳酸菌による発酵と、酵母によるアルコール発酵で作られたアイラグは、腸内環境を整え、ビタミンCが豊富!血液もサラサラになる健康ドリンク!
カルピス社創業者の三島海雲氏は、仕事でモンゴルに渡った際に、現地で勧められて口にした馬乳酒の美味しさと健康効果にいたく感動!この馬乳酒との出会いこそが、カルピス誕生のきっかけになったそうです!
スーパーなどで売られているボトルに詰められた馬乳酒よりも、現地で飲む馬乳酒の方がフレッシュで美味しいですよ♪
もしモンゴルに行ったら、試してみたいドリンクはどれでしょうか♪
もっとモンゴルについて知りたくなった人は、
2022年7月23日開催のオンラインイベントをぜひご覧ください!
現地からの中継もあり大変好評でした♪
【YouTube】
https://www.youtube.com/watch?v=S-qSCqYT9s8
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