14/08/2026
先月7/11~7/20の期間、「北部ケニア・ブラックパンサー・サファリ 10日間」のツアーに添乗員としてご一緒させていただき、約1年ぶりにケニア、ライキピアの私営保護区を訪問、クロヒョウのGIZA(ギザ)とその娘&息子に会ってきました。
子供たちは昨年の同時期に生後3~4カ月でしたので、現在は15~16カ月になっているはずです。ヒョウは生後18~24カ月で独り立ちするため、特に母親の元を離れて遠くに移動し、自分のテリトリーを持つことになるであろう息子は、この時期徐々に母親との距離も開いていき、独り立ちの準備が進みます。一方の娘は母親のテリトリーの一部、あるいは全てを引き継ぐことが多いため、もう少し一緒にいる場面が見られると思います。いずれにしても来年の同時期にはそれぞれ完全に独立し、テリトリーを持った3つの成獣個体となっているはずです。
ライキピアで利用するサファリカーの運転席・助手席のドアは丸ごと外してあるため、助手席に座る私の横には障害物が全くない状態ですので、距離1mもない、足を投げ出せば触れるくらいの至近距離でギザをじっくり観察しましたが、珍しいクロヒョウであることを別にしても、やはり他の個体とは大きく異なる人との距離感覚を持った、ある意味滅多に出会えないような不思議なヒョウであることを実感しました。
ヒョウも他の捕食動物と同様、成獣になる前の死亡率が高いため、今年も3頭一緒にいる様子が見られてよかったです。クロヒョウとして産まれ、生きることはアドバンテージばかりではなく、通常の体毛色であれば苦労せずに済むことも多くあるでしょうから、見る側の身勝手な希望ではありますが、2年間の子育てが無事終了し、次の子供たちこそ彼女自身のようなクロヒョウとして産まれてくることを願っています。次に生まれる子の父親になるのは、今連れている2頭の子供たちの父親でもある熟年のKISIWA(キシワ)か、壮年のKOVU(コヴ)か、それともまだ年若いKINYO(キニョ)になるのか。
こちらのツアーは毎年1本の限定ツアーとなっていまして、既に2028年度企画のツアーまで満席となっていますが、諸々上手く事が運べば、クロヒョウをメインターゲットにしている点は変わらず、他の部分の内容をかなりいじった別ツアーを2028年にもう1本追加で企画予定です。また、一般のツアーとは別に、自然写真家の山形豪さんが同行する、「山形豪さんと行く 北部ケニア・ブラックパンサー・サファリ 11日間」も2027年6月3日出発で企画しており、こちらは現在残席2となっています。
ここまで近距離、また高頻度で見られるクロヒョウは他にはいないと思いますので、ご興味がおありの方は是非ご参加をご検討ください!